Sifu(紙布) 秘めたる可能性 ver.4

SIFUあだちや

 

「土に還るバッグ」

 

時が流れるのも早く4月にはいり景色も桜色へと変化をとげています。

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3月から4月にかけては、日本中が別れと始まりの節目を迎える人たちにあふれ、散りゆく桜が、そのドラマをいっそう心に刻む演出をしてくれるのです。

 

私自身、次女の卒業と進学へとの出来事もありましたが、以前織りあげた柄織りがようやくトートバックへと形を変えました。

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ノッティングの「あだちや」もタペストリーとして完成しました。

この2点は、機織り教室の2年ごとに行われる展示会へ出展いたします。ベテランの生徒さん達の素晴らしい作品の中では見劣りはしますが、初めての展示会出品なので、とても楽しみにしております。

桐生展は4/8~4/10まで有鄰館

東京展は4/21~4/23まで東京都立産業貿易センター台東館

(桐生織り 手織り教室はたおと展示会)

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じやがいもの植付です。

 

春に始まったといえば、私の食へのこだわりとして、続けている体験農園です。

今季もまた春野菜の植付からはじまり、3年目を迎えることとなりました。

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じゃがいも、小松菜、ほうれん草、蕪の植え付けを3月上旬にすませ、4月の最初の週末には、大根、とうもろこし、枝豆の播種をしました。

1年目は、ただ収穫することだけに感動をおぼえ、2年目は失敗の中から考えることをおぼえ、3年目の今年は棟によって土の状態が違うことから、土壌の特徴も見抜いた育て方で挑戦する年としていこうと考えています。

などど、いっぱしの事をほざいてますが、無農薬野菜のみずみずしさと、甘さをしってしまうと実際なんでもよく、おすそ分けした野菜を食べた人たちが喜んでくれるだけで自己満足なのです・・

IMG_0064さてSifu(紙布)の進行状況ですが、

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自然由来にこだわった生地への二次加工は、とうもろこしの成分からとった「でんぷん」での加工を無事完了いたしました。現在は草木染の工程にはいっています。またテープ(バーバリー織り)・杉綾テープもとても良いできで完了し、カケンテストセンターでの紙布の堅牢度・テープの引張り強度検査においても問題はありませんでした。ここまでに至るまで、生機工場、染織工場、沢山の方々のお力添えがあって進めてくることができました。本当に感謝です。

そしてSifuあだちやの「土に還るバッグ」にも最初の春の節目が訪れる時がきたようです。

丸安ニット㈱ 伊藤社長のご配慮によりテスト販売をすることとなりました。 これまでに取り組んできたことに対してのまさに市場でのテストです。

 

「水滴石を穿つ」

すいてきいしをうがつ

小さな水滴でも何千年何万年と落ち続ければ、岩をも貫通させることがあります。ほんのわずかな努力であっても、絶え間なく続けることで不可能に思えることも可能になるのです。

今日はこの言葉が私の心に響いた言葉です。

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