ボタニカルな生活~冬野菜
冬に近づく私の農園では人参の葉についたキアゲハの幼虫が物凄い勢いでムシャムシャとまるまるひと房分綺麗にたいらげています。 寒くなる前に急いで蛹になる準備をしているのでしょう。
ここの農園は40世帯ちょっとほど利用していますが、長雨によって人参が全滅してしまった所もありました。同じ園の中でも土の隆起など勾配によって、水はけの違いが出て借りている畑の場所によって、育ち方も違ってくるようです。
4月に植えた里芋がようやく収穫を迎え、一つの種芋から40個以上の里芋が採れました。
ジャガイモは2~3ヶ月でできるのに対して、半年ほどかかる里芋は、親芋、子芋、孫芋と沢山連なってできるのです。寒くなるこれからの季節、里芋を食材とした暖かいメニューが食卓を賑わしてくれそうです。
さて、美濃和紙からなる”地球や人にやさしい紙布バッグ”「Sifuあだちや」の進行状況ですが、11月に出展予定をしておりまして、社内の展示会への準備も本格的になってきました。
出展商品はこれまでに試作品として製作したminiトートから3Lトートまでのあらゆるサイズです。
そして、更にこの冬の注目のニットとのcllaborateでポーチを製作いたしました。
Sifuあだちや(紙布)×Siffon(ニット)
Siffonのニット生地にも、勿論美濃和紙が混ざっております。
リバーシブルである点を使って2色のポーチを製作します。
勿論、ファスナーもトート同様環境配慮型分解ファスナーを使います。
Sifuの引手飾りは全て取り外せます。
弊社の若手職人も、ニットとのコラボ商品は軽くて肩にかけても負担が感じられなく、大きなバッグと一緒に、お財布やパスポートなどをしまうサブバッグとして一押しのポーチができたと、喜んでます。
折柄は美濃和紙の糸を食べるヤギといった、遊び心がきらりと光ります。
Sifuあだちや~ 11月展示会出展予定
ひがしんビジネスフェア2016
11月9日9:30~16:00両国国技館 入場無料 出展小間番号 A-119 |
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中小企業・新ものづくり・サービス展
11月30日~12月2日東京ビッグサイト 入場無料 出展小間番号 東7・409 |
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紙布は、その昔伊達藩において夏の衣料として織られておりました。(ここをクリック~history2015.10.29)
その為、涼しげな夏季のイメージを暖かみのある冬季へともっていくのが課題でしたが、美濃和紙を織り込んだ暖かみのあるニットのSiffon(しふぉん)とのコラボを丸安ニットさんに提案させていただきました。
多くの方々に、日本の紙布を知っていただきたいと思っております。両国国技館と東京ビッグサイトにおいて11月の展示会へ出展いたします。ご興味のある方はお気軽にお問い合わせください。
たくさんの技術、知恵、手をかりて、これからもまだまだ進化しつづける”Sifuあだちや”なのです。
「吾行うとして二三子と与にせざる者なし」
われおこなうとして にさんしとともに せざるもおのなし
私たちにとって今、チームが一丸となって、各々の能力を発揮し協力し合うことが目的の達成へと進む大事な時です。特にリーダーであれば率先して、チームとともに働き、自分の能力を出し切ることが大切なのです。
今日はこの言葉が私の心に響いた論語です