ボタニカルな生活~予想外の珍客
土曜日の早朝、展示会も無事終わり久しぶりの農園作業です。出勤するまでの少しの時間ですがリフレッシュにはとても貴重なひとときです。
今年二つ目の里芋の掘り返しは、前日降った雨により、茎を揺らすと楽に抜けました。と、幼虫がゴロゴロ。何..なに..この胴体が白い幼虫は・・・
そばにいた人に見てもらうと、それはクワガタかカブトムシの幼虫であるらしいとのことでした。
とにかく、冬眠を邪魔してしまったようなので農園を管理するおじさんに、藁とおがくずを用意してもらい幼虫たちに引越ししてもらいました。
しかし、少し掘るとまたゾロゾロ~。白いものが私の里芋のところから出てきます。時間に限りがある為、次回の里芋堀りまで残りは土を戻して放置することにしました。
この後、スマホでググってみるとカナブンやコガネムシの可能性もでてきました。農園のおじさんに聞くと、このようなの幼虫が現れたのは私のところだけのようです。 カブトムシならこんな街中の農園で見つけるなど珍しいことなので、カナブンか、コガネムシなのでしょうか・・・・
でも、もしカブトムシかクワガタなら堆肥にまぎれてきたのかもしれません。
しかし、そう考えるより、田舎暮らしに飽きたカブトムシが都会に憧れてたどり着いた先が私の畑だった。なんてこんなふうに思うほうが素敵かも….と一人思いを巡らせるのでした。
その日、大根、人参、長葱、チンゲン菜、春菊を今日必要な分だけ収穫し、蕪を間引いて清々しい気持ちの中農園をあとにしました。
~展示会を終えて~
縦糸を綿、横糸を美濃和紙を使った帆布、Sifuあだちやの両国国技館での展示会は好評と、称賛の中、無事おえることができました。
ご来場くださいましたたくさんの方々、そしてわざわざ、平日の忙しい中私どものブースへとご訪問くださいましたお取引先、御夫婦、友人の皆さんありがとうございました。
そして、このような機会を提供くださいました信用金庫さんには感謝申しあげます。
Sifuあだちやの次の展示会は、11月30日からの開催される東京ビッグサイト東7.8ホールです。東7-#409のブースでたくさん方々に紙布をご紹介して、そして感じてもらえる貴重な3日間です。
私は、たくさんの方々の思いと、協力、助けがあってここまでくることができました。両国国技会での出展の日、私は社員を残し少し早めに展示会場をあとにしました。
ある場所でプレゼンをする為です。
このプレゼンをするに至ったのは、マッチングクリエーターのN氏からのお勧めがあってのことでした。
私にとって、はじめてのプレゼンでした。
そのような経験をさせて頂くことが、そして、勧めてくださったことが、今後もSifuあだちやを自信をもって発信していくことと、帆布の紙布として更なる研究をするといった原動力となりました。
私は今、このように素晴らしい方々の出会いによって、未知なる経験と体験の中で学ばせてもらっているのです。
人とは、機織りにかかる糸のように繋がり、そして、その繋がりも織りながら関係性や人としても成長していくのではないでしょうか。
Sifuと私の出会いは、様々なことをこれからも静かに語りかけてくれることでしょう。
「仁を好みて学を好まざれば、其の蔽や愚」
じんをこのみて がくをこのまざれば、そのへいやぐ
正しき事を行い、判断する為の力を身に付ける為には学ぶことが大切です。学ぶことにより、人としてどうあるべきか見えてくるのです。
知識、誠実、実直、勇気、強い意志も同じように、正しい道を判断する力を持ち、そしていざという時に発揮できるのです。
今日はこの言葉が私の心に響いた論語です
takako.n